
離れて住む親が心配なんだけど、セコムの見守りサービスってどうなのかな?



利用料金がかかることを親が懸念しているから、メリットを理解して説得したい
本記事では、上記のようにお悩みの方に向け、セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)のメリットやデメリット、利用の流れについて解説します。
- セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)の特徴
- セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)を利用するメリット・デメリット
- セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)を導入する流れ・利用料金
高齢者向け見守りサービスにはいくつかありますが、セコムが提供するサービスは安否確認や健康相談、緊急通報など機能が豊富な点が特徴です。



24時間365日離れて住む家族の安全を見守りたい場合には、利用を検討しても良いでしょう
ただし、セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)は利用料金がかかるので、費用は誰が負担するのかなども考慮しておく必要があります。
本記事では、セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)のメリットやデメリット、利用の流れについて解説します。
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)の特徴
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)は、離れて暮らす親御さんや一人暮らしの高齢者の暮らしや安全を支えるために設計された総合的なサービスです。
最大の特徴は、24時間365日体制での見守りと、異常時の迅速な駆けつけ対応にあります。



セキュリティサービス会社の大手であるセコムならではのサービスといえるでしょう
サービス内容は、普段の日常の見守りから緊急対応まで多岐にわたります。
- ペンダントを握るだけの救急通報
- 一定時間動きがない場合に、セコムへ自動通報
- ボタンを押すだけで利用できるセコムへの通報
- 火災発生時にセコムへ緊急通報
- 扉と窓にセンサーを設置し、異常時にセコムへ通報
- 健康面で不安があるときには24時間いつでもセコムの看護師に電話相談可能
- 「いつでもみまもり」アプリを利用すれば、離れて住む家族が親の様子を確認可能
上記のように、セコムは複数の機能により、何かあったときにすぐに対応できる仕組みを整えています。



「何かあったらセコムがいるから大丈夫」と思えるので、高齢になった親も子供たちも安心して暮らせるでしょう
また、専用アプリである「いつでもみまもり」を使えば、離れて住む家族もアプリで親御さんの在宅・外出状況や生活リズムをリアルタイムで確認できます。
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)を利用するメリット
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)を利用すれば、24時間365日セコムによって見守りしてもらえるなどのメリットがあります。
- 24時間365日体制で見守りしてもらえる
- 防犯サービスなども受けられる
それぞれ詳しく解説していきます。
24時間365日体制で見守りしてもらえる
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)の最大の強みは、24時間365日体制での見守りと緊急駆けつけサービスです。



高齢者向け見守りサービスは増えつつありますが、大手警備会社のセコムならではの安心感がありますよね
異常を感知した際には、全国に配置された緊急対処員が迅速に現場へ駆けつけ、必要な対応を行います。
また、異常を検知していなくても、高齢者が不安を抱えたときに看護師による相談や駆けつけサービスを利用できます。
防犯サービスなども受けられる
セコムはもともと警備会社としての実績が豊富であり、防犯面でも高い信頼性があります。
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)を利用すれば、下記などの支援を受けられます。
- ペンダントを握るだけの救急通報
- 一定時間動きがない場合に、セコムへ自動通報
- ボタンを押すだけで利用できるセコムへの通報
- 火災発生時にセコムへ緊急通報
- 扉と窓にセンサーを設置し、異常時にセコムへ通報
防犯センサーによる在宅・外出時の異常検知、火災やガス漏れの監視、非常ボタンによる通報などを利用できます。



通報サービスは自動もしくはボタン・ペンダントなどで簡単操作できるので、高齢の親でも利用しやすいのが特徴です
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)を利用するデメリット
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)を利用する際には、下記のようなデメリットがあります。
- 費用が高額になりやすい
- 操作・設定が必要な場合がある
それぞれ詳しく解説していきます。
費用が高額になりやすい
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)は、防犯や火災監視なども含めた総合的なセキュリティが特徴ですが、その分コストが高くなりがちです。
2025年5月時点でのセコム・ホームセキュリティの料金は、下記の通りです。
- 初期費用:48,400円+20,000円(保証金)
- 月額料金:5,060円
- 初期費用:219,890円
- 月額料金:3,410円



買取プランでも月額料金がかかるのは、要注意ですね……
年金暮らしの親や一人暮らしの親が初期費用を負担するのは難しいかもしれません。



初期費用は子供世帯が負担して、月額料金は親に出してもらうなどが妥当かなと思います
また、セコム・ホームセキュリティにはオプションも用意されています。
オプションを追加すれば手厚いサービスを受けられる一方で、さらに費用がかかるので注意しなければなりません。
大手警備会社が提供している高齢者向け見守りサービスには「HOME ALSOK みまもりサポート」もあります。
費用のみを比較すれば、アルソックの方が安価なので、サービス内容と料金を比較検討することをおすすめします。
操作・設定が必要な場合がある
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)は、基本的にボタンを押すだけのシンプルな操作で利用できるよう工夫されています。
しかし、親が高齢であり、機械の操作に慣れていない場合、初期設定や設備の設置に戸惑うこともあるでしょう。



親が操作する機械や覚えるべき機能のみ、子供が説明してあげるのが良いでしょう
また、機器の故障やインターネット接続のトラブルがあった場合、サービスが一時的に使えなくなるリスクもあります。
普段から家族が遠隔で状況を確認できることは安心ですが、サービスだけに過信せず、親子で直接コミュニケーションを取ることも大切です。
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)を導入する流れ
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)は、契約から1週間程度で利用を開始できます。
導入までの流れは、以下の通りです。
- 問い合わせや資料請求を行う
- セコムスタッフの訪問による説明を受ける
- プラン内容を決定する
- 機器設置工事日を決定する
- 機器設置や操作説明を受け利用を開始する



セコムスタッフの訪問は家族も同席できるので、親だけでは不安な場合も安心です
また、オプション機器の追加や住宅タイプに合った設置についても説明してもらえるので、親の暮らしや住宅環境に合った内容を提案してもらえます。
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)の料金
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)を利用する際には、①初期費用と②月額料金がかかります。
また、プランはレンタルプランと買取プランの2種類が用意されています。
それぞれの費用の内訳は、以下の通りです。
レンタルプラン | 買取プラン | |
---|---|---|
初期費用 | 48,400円 | 219,890円 |
保証金 | 20,000円※契約終了時に返金される | なし |
月額料金 | 5,060円 | 3,410円 |
※2025年6月時点の料金です。
単純に計算すると、103ヶ月(8年8ヶ月)以上利用する場合には、買取プランの方がお得となります。
まだまだ両親の年齢が若く今の家に長く住み続ける可能性が高い場合には、買取プランでもいでしょう。
一方、数年以内に老人ホームへの入所や子供との同居を考えている場合には、レンタルプランでも良いかもしれません。
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)についてよくある質問
最後に、セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)についてよくある質問を回答と共に紹介していきます。
- セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)はいくらかかりますか?
-
セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)には、レンタルプランと買取プランの2種類があります。
レンタルプランは「初期費用48,400円+保証金20,000円+月額料金5,060円」であり、買取プランは「初期費用219,890円+月額料金3,410円」です。
- 高齢者見守りサービスはセコムとアルソックのどちらが良いですか?
-
サービス内容が手厚いのはセコムですが、月額料金や初期費用が高額な点がデメリットといえるでしょう。
費用のみで利用するサービスを選びたい場合には、アルソックをおすすめします。
防犯・見守りの複合サービスを受けたいならセコムの見守りがおすすめです
大手警備会社であるセコムが提供している高齢者向け見守りサービスは、きめ細やかな見守りや24時間365日対応してもらえる緊急対応が魅力です。
高齢になると転倒や急病などで身動きが取れなくなる場合もありますし、一人暮らしをしている場合は防犯対策をしておく必要もあるでしょう。
セコムの高齢者向け見守りサービスを利用すれば、親が離れて住んでいる場合でも安心して暮らしやすくなるはずです。
ただし、セコムの高齢者向け見守りサービスは内容が充実している分、料金も高額となっています。
誰が費用を負担するか、初期費用やランニングコストはいくらかかるかを見積もった上で、利用を検討すると良いでしょう。
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